由緒
おいらせ町の中で、当地域は三沢市に隣接し、各方面から世帯の流入がはなはだしく、更に木ノ下小学校が創設されるに及んで、人口増加が最も増えた地域であります。然りながら、日本の風習、国民性を培ってきた伝統寺院が一ケ寺もなく、地域住民の「心の拠りどころ」を求める要望が長年続きました。
ここに檀信徒協議の結果、前曹洞宗管長板橋興宗禅師を開山とし、開闢開山に石田昭天大和尚をお迎えし、布教伝道方、普及を約束し、人心が弥栄に安心を得、家庭平穏、子供の健全育成、地域社会の安泰を将来に渡り望んで、平成12年4月仏教寺院建立を着工し、平成13年12月に完成いたしました。以来、坐禅会、説法会、先祖供養会等を厳修し、人心安養の場と致しております。
住職のご紹介
興雲寺東堂 新山勝春
昭和23年10月23日
青森県三沢市にて誕生。
平成8年上北町心月寺石田昭天大和尚について曹洞宗の僧侶として得度、金沢大乗寺板橋興宗老師のもとで修行安居の後、平成10年下北大間福蔵寺菊池泰進大和尚を法幢師として立身。平成13年宗教団体興雲寺を発足する。
興雲寺住職 新山宗晃
昭和49年4月18日
青森県三沢市にて誕生。
株式会社木組工務店入社後、二級建築士取得。平成15年〜18年大本山總持寺祖院にて修行、平成19年興雲寺副住職に就任。令和2年興雲寺住職に就任。現在に至る。
沿革
平成10年10月 | 発願者新山勝春が寺院建立用地として、古牧温泉様及び杉本正行様から9968㎡の土地を取得しました。 |
平成11年8月 | 新寺建立委員会を発足し議事録の通り決議しました。 |
平成12年 | 寺院建立用地を整備しました。 |
平成12年11月 | 多くの信徒参集のもと、地鎮式を厳修し、新寺建立の計画案を説明し懇親会を実施しました。 |
平成12年4月 | 建築確認申請を十和田土木事務所に申請し、許可を得ました。 |
平成12年8月 | 寺院建築の上棟式を実施すると共に工事安全、無事完成を祈願しました。 |
平成13年10月 | 寺院完成と共に、発願者新山勝春が入寺し、「杓底一残水」の公案を現成すると共に、石田大禅師、長谷川良仙師を宗門の教師として布教伝道、儀式厳修するものとしました。 |
平成13年12月 | 宗教団体「興雲寺」を設立した。 |
平成15年5月 | 新山勝春が大本山総持寺祖院の住職である板橋興宗禅師の室中に入り、伝法加行を了じた。 |
平成17年8月22日 | 包括団体が宗教法人「曹洞宗」であること、が承認された。 |
平成17年9月 | 宗教法人法にもとずく「宗教法人興雲寺」の認証を申請する。 |
所在地
曹洞宗 南香山 興雲寺
事務所所在地 青森県上北郡おいらせ町青葉七丁目140-169
電話・ファックス 0176-50-2886
住職 新山宗晃