これまでの生活の仕方を変えたい、と思っている方々。
今まで何をやっても失敗し、対人関係が問題になり、仕事もすぐやめて、親に心配をかけ通してきました。
この年になって結婚もできず、将来の自分が不安でたまりません。
大学は卒業したものの、好きな仕事がなく、今以ってフリーターをしています。
などなど、人生は十人十色、万人万色、なかなか思う様にいきません。
もし、本当に自分の生き方を変えたいと思われる方々いましたら、変える方法を仏教が教えています。
貴方は、自分の足で立つことが出来ますか、自分でご飯を食べれますか、自分で前に進めますか。身体は、「自立と自律を得て」守られています、生かされている、この体に自信を持つことが最前提です。此の事を念頭に、今までの自分を捨てる事です。
これまで失敗した原因は、全て自分自身にあります、社会、会社、周りの人の性にしないことです。
自分の意見を先にしない、自分の思いを出さない、感情を消し、回りに尽し、事に使われる、この様に毎日毎日繰り返していますと、百日もすればひと皮むけ、1年もすればふた皮むけ、3年もすれば本当の自分が出てきます。
この間、思い、考え、量ることをしないことです、あたまを使わないことです、これらが先になりますと、思いが詰まりストレスになります。
あなたのあたまから言葉を取り除き(言語道断)、生かされている身体の躍動に、一心を捧げましょう、あたまの思考対象を体の躍動に捧げ、一点に集中し尽くしますと、思考一切が体の躍動だけになります。此の事を、一意専心と言い、一行三昧と云い、一心不乱、一心修行などと言われます。
自己忘却、自己滅却、滅私奉公、自己犠牲など、この道程に至る道のりを言葉にしたものです。
もし、ひとりで出来ないようでしたら、お寺に来て下さい。
あたまから言葉、思いを取り除く最良で最高の坐禅を共にしましょう。
100日もしたら、要領を得ます、1年したら変わります、3年したら,苦にならない自分を手にします。苦にならない自分を手にした者は、社会の宝です。社会の宝には、人が集まり、陽気な光がまわりを明るくします。これがお釈迦様の教えです。
何処に居ても日は差します。
何が有ろうと朝、太陽が差し、如何に楽しい時間も過ぎ去ります。本来の自分を信じて一歩前進です。
「陽の神の精霊」が生きる私達を守っています。悶悶たるその時間を卒業して、脱皮致しましょう。必ず出来ます、逃げない事です。必ず出来ます。